社会学者・宮台真司は警告する。
もうすぐ、世界は崩壊を迎える。
だから、崩壊に備えよ。
宮台真司は、決して「絶望論者」ではありません。
むしろ、もっとも冷静に世界を観察していて、
だからこそ、〝その先の希望〟を見ているのです。
宮台真司が語る話を、
「難しい」と感じたことはありませんか?
この世界を正しく理解するために、
あるいは、これからの世界をより善く生きるために、
本質的なことを語っている気がする。
だけど、いまいち〝核〟を捉えきれない・・・。
あるいは、
理屈ではなんとなく分かるけど、腑に落としきれない・・・。
そんな感覚を持つという声を、これまでたくさんいただいてきました。
もし、あなたもそう感じたとしても、問題ありません。
そう感じるとしても、
それは、あなたの知性が足りないからでは決してないからです。
そう感じてしまうのは、
立っている〝地平〟そのものが、
宮台真司とは、違うから
なのです。
地平とは、
あなたが世界を理解するために
無意識に使ってきた〝前提〟そのもの
です。
ここで、面白い事実をお伝えします。
実は、色んなことを勉強した人ほど、
宮台真司の話す用語自体は理解できるけど、
本当の意味で腑に落とすことを「難しい」と感じるのです。
そうなってしまう理由は、ただひとつ。
学べば学ぶほど、大人になってしまうから
です。
人は、大人になるにつれて、
たくさんのことを学び、
社会に自分を適合させようとします。
しかし、それをすればするほど、
現代社会においては、だんだん、生きづらくなってしまう。
そして、このままいくと、やがて世界は崩壊する。
そんな話を、宮台真司はよく語ってきました。
ここで言う「世界が崩壊する」とは、
決して、戦争によって物理的に壊れるといった類の話ではなく、
人々が生きる(あるいは思考する)土台としている
地平そのものが崩壊する
という意味なのです。
そして、宮台真司が見ている、崩壊の先にある世界。
その根っこにあるものは、
実は、極めて子供の感覚に近いものだったりします。
ただし、だからと言って、
「子供に戻れ」
という単純な話ではありません。
この世界を生き抜くには、
大人としての常識も、知性も、当然必要です。
しかし、その常識や知性こそが、
同時に、あなたを〝囚われ〟の中に閉じ込めてしまう。
ここに、大人であることの残酷なパラドックスがあります。
だからこそ、
大人としての知性を磨きつつも、
同時に、子供としての感性を取り戻しながら、
自分の常識を破壊していく。
これこそが、宮台真司の思想を理解する上で
もっとも重要なことなのです。
学べば学ぶほど、世界が見えるようになる。
でも、学べば学ぶほど、見えなくなるものもある。
子供の頃、あなたには確かにあったはずです。
理屈ではなく、身体ごと世界に触れていた感覚。
「なぜ?」と問う前に、すでに感じ取っていた何か。
言葉にできないけれど、確かにそこにあった直観。
宮台真司の思想が指し示しているのは、まさにそこです。
そして、この感覚は、
あなたの中に、まだ〝ちゃんとある〟んです。
無いと思うなら、それは、まだ眠っているだけ。
消えてしまったわけではなく、
いつの間にか〝使われなくなった〟だけなのです。
私たちは、大人になるにつれて、
あまりにも多くのことを学び過ぎてしまいました。
そして、
学べば学ぶほど、「正しさ」という鎖に縛られます。
こう考えるべきだ。
こう判断するべきだ。
こう振る舞うべきだ。
その一つひとつは、
確かに、この社会を生きるために必要なものでした。
しかし同時に、
それらは少しずつ、
あなたが世界と直接触れるための回路を、
閉じてしまっていたのです。
だから今、
世界がどこか〝遠い〟
そんな感触があるのではないでしょうか?
・言葉では理解できても、どうしても実感が伴わない。
・何を手に入れても、どこか「空虚さ」が心の中に残っている。
・ぼんやりとした「不安」がずっと消えない
・どこか「このままでいいのか?」という感覚が拭えない
・自分が本当は何を感じているのか、よく分からなくなっている
・自分が何のために生き、どこに向かっているのか、分からない
もし、1つでも感じているものがあるなら・・・
それは、
あなたが「まともな感性」を持っている証拠
です。
むしろ、その「違和感」を大切にして欲しいのです。
正しく理解するために
今回、宮台真司の思想をほんとうの意味で理解し、
正しく腑に落とすために、〝とあるイベント〟が開かれました。
ナビゲーターは、
投資家であり、国際情勢の発信をしている海沼光城です。
この二人の出会いは、偶然でした。
宮台真司がたまたま見つけたYouTubeにて
海沼が喋っているのを聞いた時、
「この人は、根っこにある考え(地平)が、自分と共通しているものがある」
そう感じたそうです。
この一言は、決して軽いものではありません。
宮台真司が他者に対して、
〝地平が共通している〟と感じることは、
極めて稀だからです。
言葉や知識が一致することはあっても、
その奥にある〝前提〟まで一致することは、
ほとんどない。
だからこそ、
宮台真司は興味を持ちました。
そして、
自らその確かめのために、
海沼の住む街を訪れることになります。
海沼は、〝ゆにわ〟というコミュニティで、
たくさんの仲間と共に活動していました。
そこでは、飲食店、受験塾、お茶屋など、
多種多様なお店を同じ街でやりながら、
お互いに助け合って生きていき、
それぞれが、自分の人生を持ち寄りながら、
〝どの地平に立って生きるのか〟を問い続けている、
そんな〝界隈(かいわい)〟が形成されていました。












宮台真司は、そこで、
言葉にはならない〝空気〟を感じました。
理屈では説明できない。
しかし、確かにそこにあるもの。
表面的にはまったく異なる営みをしている。
同じ言葉を使っているわけでもない。
・・・にも関わらず、
〝見ている世界〟が、どこかで重なっていて、
一人ひとりの在り方が共鳴し合い、
形成されている「磁場」のようなものがある。
そして、その磁場は、
宮台の人生とも、共鳴しているのを感じた。
なぜ、そんな「場」が作られていたのか?
その理由は、明確でした。
彼らは、
〝同じ答え〟を共有しているのではなく、
〝同じ地平〟に立っている。
だから、互いの違いが、対立ではなく、
むしろ〝豊かさ〟として機能していたのです。
それを見た時、宮台真司は、思いました。
これまで、自分が積み上げてきたもの。
思考も、言葉も、人生そのものも含めて。
辿りついた答えも、
そして、まだ答えになっていないもの、
その〝すべて〟を、
この場に〝投げ込んでみたい〟
この場に、この人たちに、ぶつけた時、
何が起きるのかを見てみたい。
自分の中にあるものと、
彼らの中にあるものが衝突した時、
そこに〝まだ見ぬ何か〟が生まれるかもしれない。
その化学反応を、味わってみたい。
宮台真司の、この想いを聞いた時、
海沼をはじめ、〝ゆにわ〟の人たちは、
全く新しい試みをしてみようと、計画します。
大学での講義は、知識を伝える場です。
講演は、問題提起をする場です。
著作は、思想を体系化する場です。
しかし、今回は、そのどれとも違います。
宮台真司が、
自分の思想を〝完成品〟として届けるのではなく、
生身の人間たちとの衝突の中で、
もう一度、自らの思想を生成し直す。
壊しながら、組み立てる。
ぶつけながら、新しいものを生み出す。
そんな場を作ってみようと、
今回、海沼光城をナビゲーターにしつつも、
あえて、20代の若者たちだけを集めて
宮台真司が、彼らと〝対話〟する場を設けました。
彼らのほとんどは、高校を卒業したばかりで、
専門用語は何も知りません。
分からないことがあったら、
その場で質問をぶつけていきます。
大人だったら、
「こんな初歩的なこと、質問するのは恥ずかしいな」
と思ってしまうようなことでも、
遠慮なく、容赦無く、突っ込んでいきます。
「それって、どういう意味ですか?」
「なんで、そう言えるんですか?」
「それって、本当にそうなんですか?」
その問いは、鋭いわけではありません。
むしろ、あまりにも素朴で、
あまりにも〝当たり前〟すぎる問いです。
でも、だからこそ、逃げ場がありません。
専門用語でごまかすこともできない。
文脈で補完することもできない。
「分かる人には分かる」という前提も、
そこでは成立しない。
その場にあるのは、ただ、
〝いま、ここで立ち上がる言葉〟だけです。
しかし、そこで、驚くべきことが起きました。
それを一言で表すなら、
〝再生成〟
です。
数々の著名な知識人と対談をし、
弁論人と呼ばれる猛者たちとディベートを重ねてきた、
その宮台真司が、
これまで積み上げた一切の知識が通用しない若者たちと対話をした時、
そして、それを〝ゆにわ〟という特別な磁場の中で行った時、
宮台真司の中にあるものが、
静かに、しかし確かに、揺れ始めたのです。
それは、打ち負かされるような揺れではありません。
どちらが正しい、とかではない。
むしろ、
〝積み上げてきたものが、崩壊し、別のかたちに変質していく瞬間〟
だったのです。
まるで、思想という生命体が、
自ら死を選び、そして〝再生〟するかのように・・・。
収録を終えた時、宮台真司は語ります。
この〝現場〟を、
一切加工することなく、
〝そのまま〟多くの人たちに見せたい
・・・と。
用意された台本もなく、
計算された構成もなく、
落としどころすら決めていない。
ただ、その場に集まった人間たちの間で、
リアルタイムに、何かが壊れ、何かが生まれていった。
その〝化学反応〟の一部始終が収録されている、
この映像に宿っている〝生の対話〟そのものを届けること、
これを後世に残すことこそが、
これからの時代に必要なのではないか。
これは、宮台真司だけではなく、
その場に立ち会った〝すべての人〟が、等しく感じたことでした・・・。
宮台真司は、〝ゆにわ〟の仲間たちとの対話を通して、
1つのキーワードを生み出しました。
〝再帰的子供〟
これは、宮台真司が、ずっと感覚としては持っていたけど、
ようやく、言葉として輪郭を持ち始めたものです。
人は、一度、大人としての知性を通り抜け、
そのうえで、もう一度、子供の感覚へと〝帰ってくる〟存在。
そう宮台真司は語ります。
しかも、それは、単なる回帰ではありません。
無垢に戻ることでも、
未熟さに留まることでもなく、
大人としての知性を持ち合わせながらも、
その過程で積み上げたものをいったん〝壊す〟こと。
そして、
知ってしまったものも、
理解してしまったものも、
すべてを抱えたまま、
なお、もう一度、
子供の感覚で、世界に触れ直すということです。
知性は時に、自分を守ろうとしてしまいます。
相手を打ちまかし、
上下関係を作って、
自分の価値観を固定化させてしまう。
だけど、〝再帰的子供〟は、
崩壊を恐れないのです。
むしろ、壊れた先にある、新たな地平に、
喜びを見い出せる。
そんな、〝揺らぎ続ける知性〟こそが、
これからの時代において必要なのだと
宮台真司は感じているのです。
そして、それを、海沼光城をはじめ、
〝ゆにわ〟の磁場を通してなら、
新しい形で伝わるはずだ。
そう宮台真司は言います。
それはシンプルです。
ただ、この〝現場〟を、一緒に目の当たりにしてほしいのです。
何も知識が無くても問題ありません。
むしろ、積み上げてきたものは、
時に、宮台思想を理解する上では邪魔になってしまうこともあるからです。
難しい用語などは、
海沼によるフォローをつけていきます。
ただ、単なる専門用語の解説にすると、
大学の講義みたいになってしまうので、
あえて、全く違った形を取っています。
知の巨人である宮台真司が、
まだ社会を知らない若者たちと全力で向き合っていく姿を、
そして、彼らとの対話を通して、
新たな意味が生成されていく瞬間を、
一緒に見届けてほしいのです。
共通の地平が作られた時・・・
宮台真司の語る話が、驚くほど〝入ってくる〟
そんな「不思議な感覚」を味わえるはずです。
知識を積み上げていくんじゃなくて、
そもそもの「根底(地平)」から変えてしまう。
これが、本講座〝Horizon〟でやろうとしていることです。
本講座Horizonは、
専用の会員サイトにログインして
動画を視聴していただくことができます。
※画像はイメージです。実際のコンテンツはご参加後、直接見届けてください。
また、iPhone & Android専用アプリを用意していますので、
アプリにして視聴していただくこともできます。
そして、約3ヶ月にわたって、
1.宮台真司と海沼光城が、若者たちを集めて話した映像
2.それぞれの映像に関しての補足音声
を交互に配信していきます。
基本的には、
難しいと感じた部分については、若者たちがすぐに質問してくれているので、
かなり噛み砕いて説明をしています。
それでも難しいと感じた部分について、
あるいは、もっと掘り下げた方がいい部分については
音声にてフォローしていきます。
まず第1回目のコンテンツでは、
近年の宮台真司の思想の〝核〟となっている
「社会時空と性愛時空」
についてです。
これは、人が世界と関わるときに立ち上がる、
2つの〝生きる時空〟のことです。
現代社会に生きる人のほとんどが、
この2つの時空のうち、
〝社会時空〟の中だけで生きてしまっています。
社会時空は、
成果、評価、効率、交換、勝ち負け
役に立つか
認められるか
選ばれるか
それだけで評価されるような時空。
そこでは、人間関係さえも、
知らず知らずのうちに条件付きになっていく。
そして、その時空で生きていると、
人は次第に、
もっと認められたい。
もっと満たされたい。
もっと刺激がほしい。
もっと価値のある自分でいたい。
そんな風に、
「もっと、もっと」
が強くなっていきます。
脳内ホルモンでいうと、これは、
「ドーパミン依存へ向かわせる構造」
になっているのです。
宮台真司が、
「今の社会構造は崩壊に向かっている」
と主張する理由は、
この〝社会時空〟があまりに大きくなりすぎているからなのです。
では、もうひとつの時空、〝性愛時空〟とはなにか?
交換ではなく、贈与。
評価ではなく、存在。
快楽ではなく、安心。
条件ではなく、無条件の感情。
相手の喜びが、自分の喜びになる。
誰かの存在を感じるだけで、身体の奥がほどけていく。
そうした、社会時空とはまったく異なる生の領域のことです。
どちらの時空が良くて、どちらがダメ、みたいな話ではありません。
現代社会に生きる我々は、
〝この2つの時空を、行き来できるようになること〟
これを目指さなければいけないのです。
今回の講義では、
まだ大学に入ったばかりの若者たちに向けて、
宮台真司が語ります。
「受験」という世界は、
偏差値だけで評価されてしまう、
まさに〝社会時空〟そのもの。
その受験から解放され、大学生活に希望を持っていた若者が、
「思っていたのと、違う」
という落胆に打ちひしがれている。
そんな彼らに対して、宮台真司が語りかけていきます。
宮台真司の話は、単に1つ1つの用語を覚えていくだけでは、
全体像を掴むことはできません。
それよりも、宮台真司の思想の土台に、何があるのか?
そこを見ていくことが重要となります。
第1回目では、
まずこの〝社会時空〟と〝性愛時空〟の境界線を、
じっくり見ていきます。
その後も、これをベースにしながら、
システム世界と生活世界、
法と掟、
交換と贈与、
恋と愛、
情熱と諦め、
そして、宮台真司が近年たどり着いた
〝再帰的子供〟
という概念へと、話は展開していきます。
ただし、これは単なる思想解説ではありません。
宮台真司の言葉を
若者たちがそのまま受け取るのではなく、
ときに戸惑い、
ときに聞き返し、
ときに、自分自身の悩みを差し出しながら、
その場で、言葉の意味が立ち上がっていく。
今回のHorizonでお届けするのは、
まさに、その〝生成の現場〟です。
完成された思想を、学ぶ「講義」ではなく、
むしろ、
宮台真司がこれまで積み上げてきた思想が、
若者たちの素朴な問いに触れることで、
もう一度、壊され、
もう一度、生まれ直していく。
その瞬間を、目撃していただきます。
そして、この講座を通して、
あなた自身もまた、
自分がどの時空の中で生きていたのかを、
少しずつ、感じ取っていくことになるはずです。
〝なぜ、頑張っているのに満たされないのか〟
〝なぜ、人と繋がっているはずなのに、孤独なのか〟
〝なぜ、知識は増えているのに、
世界がどこか遠く感じられるのか〟
その理由は、
あなたの能力不足でも、
勉強不足でも、
努力不足でもありません。
あまりにも長いあいだ、
〝社会時空〟の中だけで生きることを、
当たり前にされてきてしまった、
ただそれだけの理由なのです。
Horizonは、
その当たり前に、ひびを入れる講座です。
知識を増やすためではなく、
自分の立っている地平を、変えるために。
しかし、本講座〝Horizon〟は、ここからが始まりです。
宮台真司の言葉と、
若者たちの問いがぶつかり合う中で、
新しい意味が立ち上がっていく〝現場〟。
これを、ただの視聴者としてではなく、
その現場に立ち会う一人として、
あなたに参加してほしい。
そして、映像を見ている中で、
分からないことが出てくるかもしれません。
あるいは、
分かったつもりだった言葉が、
自分の人生に引き寄せた瞬間、
急に分からなくなることもあるかもしれません。
でも、それでいいのです。
むしろ、その問いこそが、
Horizonにおいて、もっとも大切な入口となるからです。
本講座では、
映像を見てもらった上で、
参加者の皆さんから寄せられた質問に対して、
海沼光城ができる限り答えていきます。
単なる用語解説ではなく、
その問いがどこから生まれているのか。
その違和感の奥に、何が眠っているのか。
そして、それを宮台真司の思想の地平から見た時、
どんな景色が見えてくるのか。
さらに、それを〝ゆにわ〟では、
具体的に、どう実践しているのか?
必要があれば、
宮台真司本人にも問いを届けながら、
オンラインを通しても、
この対話を続けていきたいと思っています。
そう・・・
あなたと一緒に、
これからの時代を生きるための
新しい地平を、生成していきたい
そんな目的の講座となります。
受講料について
ここまでお伝えしてきた、
宮台真司と海沼光城による対話映像。
そして、それぞれの映像をより深く腑に落とすための補足音声。
さらに、参加者の皆さんから寄せられた問いに対して、
海沼光城ができる限り答えていくオンラインでの対話。
これらすべてを含めた、
本講座〝Horizon〟の受講料は、
19,800円(税込)
となります。
お支払いは、銀行振込、クレジット払いから選べて、
さらに、クレジットの場合は、分割(3分割まで)も選べます。
動画の視聴期限は特に設けていませんが、
最低でも1年間、その後も
「講座が続く限り半永久的に」視聴できるようにいたします。
- ¥19,800円(税込)銀行振込、クレジット払い
※クレジットの場合は、3分割でのお支払いも可能です
人生を壊してしまうものがあります。
それは、絶望ではありません。
むしろ、
〝中途半端な希望〟
です。
〝この世界は、これから良くなっていくはずだ〟
〝このままでも、なんとかなるはずだ〟
そう思いたくなる気持ちは、
とても自然なものです。
しか、
もし、その前提のまま、世界を見続けるとしたら。
その希望は、あなたを救うどころか、
少しずつ、現実から遠ざけてしまうかもしれません。
宮台真司が語る「崩壊」とは、
単に世界が悪くなる、という話ではありません。
私たちが拠り所にしていた前提そのものが、
通用しなくなる、ということです。
今のまま続けても、世界は良くなりようがない。
これが、社会学者・宮台真司の結論です。
だからこそ、必要なのは、
淡い希望にしがみつくことではなく、
一度、その前提ごと手放すことです。
それは、絶望に沈んでしまうことではありません。
むしろ、
〝これまでの見方が通用しない〟と認めること。
その地点に立つことです。
宮台真司は、その地点を知っています。
かつて、自分自身の人生が、
どこにも繋がっていないと感じた、その場所を。
しかし、その先で見たものは、
〝すべてが終わる世界〟ではなく、
〝まったく別の地平から立ち上がる世界〟でした。
それは、とても神秘的な体験だったと言います。
こうした、表ではあまり語って来なかった
宮台真司の新しい一面も、講座では垣間見えます。
彼は語ります。
本当の希望は、
壊れない場所にあるのではない。
一度、すべてが通用しなくなった〝その先〟に、
はじめて現れるものなのだと。
- ¥19,800円(税込)銀行振込、クレジット払い
※クレジットの場合は、3分割でのお支払いも可能です